今日の株式市場は、多くの企業にとって権利確定日でしたね。私も3月の権利確定の保有株があり、少しばかりソワソワしていました。トランプ大統領の自動車の25%の関税記事も朝から出ていたので、揉み合いになるなと不安が大きかったです。
「いつの時点で株を持っていれば、配当や株主優待がもらえるの?」
そう疑問に思ったことはありませんか?この記事では、2025年3月の実例をもとに、権利確定日・権利付き最終日・権利落ち日の関係をやさしく解説しつつ、私の実際の配当金受取体験や注意点、FIREを目指す上での考え方についても触れていきます。
権利確定日にまつわる3つの重要日
権利確定日とは?
権利確定日について簡単にご説明します。株式の権利確定日とは、その日までに株式を保有している株主が、配当金や株主優待を受け取る権利を得られる日のことです。
記事を書いている25年の3月であれば
3月27日 | 3月28日 | 3月29日 | 3月30日 | 3月31日 |
木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 | 月曜日 |
権利付最終日 | 権利落ち日 | 非営業日 | 非営業日 | 権利確定日 |
権利付最終日(権利確定日の2営業日前)
権利付最終日の大引け時点で、該当する銘柄を保有していれば、株主権利(配当金、株主優待、株式分割等)を取得できます。
権利落ち日(権利付最終日の翌営業日)
権利落ち日以降に当該株式を売却しても、株主権利を取得できます。
権利確定日(名義記録)
各企業が定める決算期末日や株主名簿を確定する日を指します。株式分割の場合、権利割当日(基準日)ともいいます。
保有していた銘柄と配当金
サイドFIREを目指す私たちにとって、配当金は毎月の生活費を補填する重要な収入源となります。権利確定日を意識して投資を行うことで、効率的に配当収入を得ることが可能です。
先日書いたブログのNISA投資している内で8銘柄が3月が権利確定だったので配当金を計算してみると
合計65,960円でした
利回りは半期だと2.1%といったところです。
2025年3月配当予定額&配当利回り(保有株ベース/新NISA)
- 東洋エンジ(6330)
保有:200株|1株配当:25円|配当予定額:5000円|利回り:3.4% - トヨタ(7203)
保有:200株|1株配当:50円|配当予定額:10000円|利回り:1.8% - マツダ(7261)
保有:200株|1株配当:30円|配当予定額:6000円|利回り:2.9% - SUBARU(7270)
保有:100株|1株配当:67円|配当予定額:6700円|利回り:2.38% - 三菱商事(8058)
保有:600株|1株配当:50円|配当予定額:30000円|利回り:1.93% - 東京メトロ(9023)
保有:100株|1株配当:40円|配当予定額:4,000円|利回り:2.18% - AOKIホールディングス(8214)
保有:100株|1株配当:40円|配当予定額:4000円|利回り:2.17% - NTT(9432)
保有:100株|1株配当:2.6円|配当予定額:260円|利回り:1.76%
今日の市場を振り返って
今日の市場は、権利確定日を迎えた企業の株価が、午後に入りやや軟調な展開となりました。明日の権利落ち後の株価動向には引き続き注意が必要ですが、焦らず冷静に対応していきましょう。
また、トランプ大統領の関税発表は、自動車関連株を中心に市場に大きな影響を与えました。サイドFIREを目指す私たちにとって、このような国際的なニュースは、ポートフォリオの変動リスクを高める要因となります。分散投資を徹底し、私みたいに特定のセクター(自動車株)に偏らないように注意することが重要だと思いました。
まずは権利確定日を意識して1銘柄から買ってみよう
権利確定日を知ることは、配当や優待を効率よく得るための第一歩です。2025年3月の実例からもわかるように、うまく活用すれば数万円単位のキャッシュフローを作ることが可能です。
- 株は「いつ買うか」だけでなく、「いつ保有しているか」が大事
- 長期保有すれば優待や増配メリットも大きい
- 配当利回りだけでなく業績や権利月も要チェック
気になる銘柄があれば、まずは証券口座を開設し、権利確定日スケジュールと合わせて自分の投資戦略を考えてみましょう。
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