皆さん、こんにちは!
日々、ニュースなど市場のヒントを探していますが、大きな話題がありました。
昨日の自民党総裁選の結果、市場は大きなサプライズに包まれましたね。
優勢とされていた候補ではなく
高市早苗前経済安全保障相が選出されたことで
「今後の日本経済や株価はどうなるんだろう?」
円安・株高の進行につながる可能性があるとされています。
特に「責任ある積極財政」を訴えているため
長期金利の動向や日銀の金融政策と合わせて
市場の期待と懸念が交錯しています。
さあ、この新しい政治体制のもと
日本株はさらなる高みを目指すのか?私なりの考察を、わかりやすく解説していきますね!
- 高市新総裁誕生でなぜ「株高・円安」が期待されるのか。
- 今週の日経平均株価の具体的な予想レンジと市場のムード。
- 政策で特に注目すべき「防衛・原子力・建設」関連銘柄。
- 日銀の利上げ観測が後退し、金利と為替がどう動くか。
- 米国市場の利下げ観測が日本株に与えるリスクオン効果。
高市新総裁誕生で市場は「株高・円安」期待にサプライズ!?
高市氏の自民党総裁選出は市場に驚きを与えたものの
その政策が「アベノミクス」を継承するとの期待から
株式市場はポジティブに反応する傾向にあります。
高市氏は「責任ある積極財政」を訴えており
これが市場では財政拡張への思惑を生んでいます。
一部で財政規律の緩みによる
「日本売り」のリスクも指摘されるものの
市場参加者の間では
まずは『期待から株が先行する』という見方が目立ち
海外勢の日本株に対する期待感も高まっているようです。
政治的な安定が意識されることは、海外投資家にとってプラスに働く要因とされています。
アベノミクス継承で日経平均はどこまで上がる?
日銀と連携した金融緩和と財政出動を柱とする
安倍元首相の経済政策を、高市氏が継承するとの思惑があります。
この流れを背景に、今週の市場は強気に展開される見通しです。
日経平均株価はさらに上昇し
海外勢の買いに期待がかかるとされており
週明けには、前週末の最高値(4万5,769円)を上回り
上昇する可能性も示唆されています。
市場関係者からは
具体的な予想レンジとして
4万5,200円~4万6,500円(市川氏)や4万5,500円~4万6,500円(木下氏)
という水準がストラテジストより提示されており
総じて強気な見通しです。

日経新聞より
特に、高市氏の政策方針を連想させる
防衛・建設関連や原子力関連の銘柄が買われる傾向にあるほか
成長が強い半導体関連やAI関連も引き続き上昇する場面がありそうです。
- 新総裁はアベノミクス(金融緩和+財政出動)を継承する姿勢。
- 市場では「期待先行」で株高が進むムードが優勢。
- 今週の日経平均予想レンジは、最高値圏での推移が予測されている。
- 政策連想で防衛・原子力関連、成長株としてAI・半導体関連に注目。

私は日経平均の最高値更新は嬉しいですが
長期的な視点では
高市氏が訴える所得税の基礎控除引き上げなどの政策が
本当に財政の緩みにつながらないかを見極める必要があります。
ただ、政治が安定し、海外勢が日本株に注目してくれる状況は
投資を続けている身として非常に前向きに捉えています。
円安は継続?企業想定レートを超えて利益は上振れするか
高市氏の財政拡張と金融緩和路線を志向する姿勢は
足元で円売りの圧力を強めています。
そのため、対ドル円相場は下落(円安)するとの見方が多く
予想レンジは1ドル=144円~150円台が示されています。
ここで注目すべきは、日銀短観(2025年9月調査)における
製造業の想定為替レートが1ドル=145.68円と
現在の水準(147円台)よりも円高に見積もられている点です。
もし円安水準で推移すれば
製造業の利益が上振れする可能性があります。


日経新聞より
一方、高市氏が
「経済・金融政策の方向性を決める責任は政府にある」
との考えを示したことで
市場では10月の金融政策決定会合における
日銀の利上げ観測は後退し
中長期ゾーンでは金利が低下に転じるとの声もあります。
- 高市氏の金融緩和志向により、円安圧力が継続しそう。
- 企業が想定する為替レート(145.68円)よりも円安なら製造業の利益は上振れ。
- 高市氏就任を受け、日銀の10月利上げ観測は後退。
- 財政拡張の思惑から、長期金利急上昇リスクには引き続き警戒が必要。



利上げ観測の後退は
短期的には金利上昇リスクを回避しますが
9月の日銀会合では
「そろそろ再度の利上げを考えてもいい時期」という意見から
銀行株を買っていたので、ちょっと残念です。
高市新総裁の誕生は
アベノミクス継承による金融緩和と財政出動への期待を背景に
日本株に追い風となり
日経平均株価は最高値圏での強気な展開が予想されます。
政策連想で注目される防衛・原子力関連株に加え
長期的な成長が期待できる半導体・AI関連株に注目すべきでしょう。
一方で、高市氏の政策による財政規律の緩みが「日本売り」を招き
長期金利が急上昇するリスクや
日銀の金融政策の独立性が保たれるか
という点には注意が必要です。
とりあえず今は同じ女性として、初の女性総裁の誕生を祝いたいと思います。
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