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ブリヂストンタイヤのブリザックVRX3を4ヶ月使ってみた正直レビュー|春のタイヤ交換で感じたこと

春になり、スタッドレスから夏タイヤに交換してきました。今シーズン履いていたのは、ブリヂストンの最新モデル「VRX3」。

このタイヤ、正直かなり良かったです。雪道でもしっかり止まるし、高速でも静か。価格は少し高めですが、それ以上の価値を感じました。

実際に使ってみて思ったのは、「こんなに良いタイヤを作ってるなら、ブリヂストンの株ってもっと評価されてもいいんじゃ?」という素朴な疑問。プチ投資家目線で、使用感を率直にレビューしていきます。

スタッドレスタイヤって何?

冬道専用の「滑りにくい」タイヤスタッドレスタイヤとは、雪道や凍結路でもしっかり止まるように設計された冬用タイヤのこと。表面のゴムが柔らかく、氷に吸いつくようなグリップが特徴です。夏タイヤとは材質も構造も違うので、寒冷地では必須アイテム。

長野の中野市に住んでた頃、信州民の方々はとりあえず新しいスタッドレスを履けばゴムが柔らかいので、金額はあまり関係ないという話をされていました。

じゃあ、なぜVRX3を選んだ?上記には関係ないという話を聞いたと書きましたが、長野で車を買った際にはブリザックがおすすめと聞いて履き替える前はSUV車用のDM-V2というスタッドレスを選んだからです。6年間スキー場に行くのにスタックや滑るといったことも無く、安定した走行ができたのが大きいです。

「安心感」重視でブランド力に頼る

タイヤ屋の店員さんの話を聞いて、VRX3が素晴らしいと熱弁されたのも大きいです。

というのも愛車はフォレスターなんですが、乗り味が余り良くないというか、乗り心地が固いというか、違和感からは抜け出ないんですが、このようなことを店員さんに相談した際も「乗り味も変わりますと」めちゃくちゃ押してくれました。

値段はやや高めでしたが、雪道で命を預けるなら安物買いはできませんし、アプリ登録で安く出来るという話も聞いたので即決。

走り心地は?

いや〜びっくりしました。

静かだし、乗り心地がマイルドに

個人的には「氷上性能」の他に、通常時のタイヤとしても過去最高に感じました。

雪道での高速道路でもうるさくなく、一般道の交差点でもグリップ感あり。スキー場での凍った道路も、不安なく走れました。

私でさえ分かる乗り心地の違いにびっくりしたよ♪

4ヶ月使って減り具合は?

意外と「全然、減ってない」距離は約5,000kmほど走行。タイヤの山はほぼ新品時と変わらず。VRX3の「ロングライフ性能」は本当かもしれません。

保管は?

冬タイヤ→夏タイヤの入れ替え後は洗車場で洗ってカバーをつけてベランダへ。ベランダ保管では直射日光が心配なので、日除けを買ってつけております。

交換のタイミングは?

夏タイヤへは3月末〜4月中旬が目安(北信エリアにスキーに行く人だと5月ぐらいがおすすめ!志賀高原はまだ凍っています)

急な雪が終わる頃、気温10℃を超え始めたら交換時期。タイヤ館の店舗でも「この時期が予約集中します」と言われました。早めの予約が吉。

お金の話も大事

タイヤ代+工賃=おいくら?VRX3(195/65R15)の4本で約6.5万円。取り付け・廃タイヤ処理・バランス取り含めて約1万円。合計で7.5万円前後。性能と耐久性を考えると、個人的には納得感あり。

SNSの声は?

「高いけど信頼感がある」が多数派X(旧Twitter)では「結局ブリヂストンに戻る」という投稿が多め。特に家族を乗せるユーザー層に支持されています。「国産の安心感が違う」という声も多く見られました。


5108ブリヂストンは投資先としてどうなの?

タイヤの性能には大満足。でも「じゃあこの会社の株はどうなの?」と気になって調べてみたところ、最近の株価はやや低調。南米や欧州での販売不振、インフレや競争激化が影響しているようです。

ただし、CEO自らが構造改革を進めており、南米・欧州・北米で事業の再建を進行中。特にアルゼンチンでは固定費削減を、ブラジルでは2025年の黒字化、欧州では2026年の利益定着を目指しているとのこと。

業績不振の要因

  • 南米での販売不振
  • 欧州の採算低迷
  • アルゼンチンのインフレによる需要低迷
  • ブラジルでの廉価品との競争激化
  • 北米での汎用タイヤの競争激化

構造改革と事業再編

石橋秀一CEOは構造改革を急ぐ考えを示しており、アルゼンチン、ブラジル、欧州での事業再建を目指しています。具体的には、アルゼンチンでは一段の市場開放に備えて固定費削減を続け、ブラジルは2025年に黒字化、欧州は2026年に黒字を定着させる計画です

今後の期待

一方で、非中核事業の売却や、南アフリカ工場の閉鎖など、選択と集中を進めており、収益体質の強化が図られています。自己資本比率も改善傾向で、今後は配当や自社株買いといった株主還元にも期待が持てそう。

実際、2020年には大手証券が評価を引き上げたことを受けて、株価が大きく上昇したことも。企業の中長期的な変化を見ながら、優れた製品体験をきっかけに「応援投資」してみるのも一つの選択肢かもしれません。


投資指標

  • 株価:5,891円(2025年4月18日時点)
  • 配当利回り3.90%(高配当銘柄の部類)
  • PER:15.29倍(割高感なし、標準)
  • PBR:1.08倍(資産価値に見合った株価)
  • 益回り:6.53%

経営指標

  • ROE(自己資本利益率):8.0%(予想 6.8%)→ 株主資本に対して効率的
  • ROA(総資産利益率):5.0%(予想 4.4%)→ 資産効率も悪くない
  • 1株あたり利益(EPS):415.8円
  • 設備投資:3,898億円(予想 4,060億円)
  • 減価償却:3,480億円
  • 研究開発費:1,262億円

この情報だけ見ると、まさに優良企業と思うけどぉ世の中の投資をしている人たちは違うのかなぁ〜


まとめ

4ヶ月間VRX3を履いてみて、「価格以上の安心感」が最大の魅力でした。雪道でも凍結でも、ブレーキの効きや静粛性に優れていて、次の冬も迷わず使います。株主としても製品としても、今のところ信頼度は◎。

新NISAの枠が残っていたら、この下落時に絶対買う1銘柄なのにと思う今日この頃でした。

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