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「注文って“買う”ボタンを押すだけじゃないの!?」

これは筆者が株式投資を始めた18年前、最初に戸惑ったことです。
証券口座を開いても、出てくるのは“成行”“指値”“逆指値”…まるでRPGの呪文のような用語ばかり。
とにかく「成行」で買ってみたら、まさかの高値掴みで即含み損。

「やらかした…」と後悔したのを今でも覚えています。

ですが、取引方法の意味と使い分けを知っていれば、その失敗は防げたはず。この記事では、初心者でもすぐ使える取引方法の用語を12個、事例つきでやさしく解説。新NISAを活用してFIREを目指す人にこそ、まず覚えてほしい内容です!

この記事で分かること
  • 成行・指値・逆指値注文の違いと使い方
  • 注文のタイミングを自動化する便利な方法
  • 新NISAで役立つリスク管理の取引技術
  • 初心者が間違いやすい注文の注意点
  • 実際の画面で見る注文例(画像挿入が効果的な場面あり)

目次

株式売買に関する用語

成行注文って何?

基本の注文方法

成行(なりゆき)注文は「今すぐ買いたい・売りたい」ときに出す注文方法。価格は市場任せになるため、約定スピードは最速。でも、思っていた価格よりも高く買ったり安く売ったりするリスクがあります。

失敗例と注意点

筆者も過去に、朝の寄り付きで成行買い→一気に高値で掴んで含み損という“あるある”を経験。とくに出来高の少ない銘柄や急騰中の株では注意が必要です。


指値注文って何?

希望価格を指定して注文

指値注文の使い方

指値注文は「○○円になったら買う・売る」と自分で価格を指定する方法。思い通りの価格で取引できるのがメリットですが、価格に届かなければいつまでも注文が成立しません。

おすすめの使いどころ

相場が落ち着いているときや、「この値段まで下がったら買いたい」と決めているときに有効です。特に初心者には、焦って成行を出すより、指値でじっくり構えるのが安全です。


逆指値注文って何?

損切り・利確を自動化

逆指値注文とは?

逆指値は「○○円以下(または以上)になったら注文を出す」自動指令。損切りや利益確定を機械的に実行できるため、感情に左右されない投資が可能になります。

どう活用する?

筆者は仕事中に株価を見られない日、逆指値でリスク管理しています。「ここを割ったら損切り」と決めておけば、寝てる間に“助かってた”なんてことも。忙しい人の味方です。


OCO注文って何?

売買の条件を細かく設定

OCO注文とは?

OCO注文は「指値注文と逆指値注文を同時に出す」方法。たとえば「1000円で売りたいけど、950円を割ったら損切りしたい」など、利確と損切りの両方を同時に設定できます。

どう役立つ?

OCOを使えば、値動きをずっと見ていなくても安心。設定通りに注文が通るため、感情に左右されにくく、長期的な資産形成に向いています。画像での説明が有効な場面です。


予約注文・時間指定注文って何?

あらかじめの準備注文

予約注文・時間指定注文

証券会社によっては、取引時間外でも注文を予約できる「時間指定注文」が可能です。これを使えば、朝の9時に出すのを忘れても、前日にセットしておくことができます。

こんな人におすすめ

忙しいビジネスパーソンや、場中にスマホが見られない人には特に便利。
私自身がそうですが、FIREを目指しながら本業に集中したい方の取引スタイルを支える仕組みです。


リスク分散の考え方

分割注文と分散購入

一度に大きな金額で買うのではなく、複数回に分けて買うのが「分散購入」。価格が下がったときにも買えるので、平均取得単価を抑える効果があります。

実例と注意点

たとえば「1000株買う」のではなく、「200株ずつ5回に分けて買う」。上昇トレンドでは利益は減ってしまいますが、万が一途中で下落するようであれば、結果的に含み益に。購入タイミングに迷ったら、分割は頼れる戦略です。


まとめ

投資の「買い方・売り方」は、ただの“クリック”ではありません。意味を理解して正しく使えば、無駄な損失を減らし、ストレスのない投資が可能になります。新NISAを活用する人こそ、この記事で紹介した取引用語をしっかりマスターして、自分の資産を自分のルールで守れる投資家を目指しましょう!


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