【新NISA運用記録】2025年10月|思ったより早すぎる日経平均5万円突破!

今月は、記憶に深く残る月となりましたね。

本日、2025年10月27日
東京株式市場で日経平均株価が取引時間中として史上初めて5万円台に乗せました。
これほど歴史的な瞬間に立ち会えるとは驚きです。

今回は、今月の私の新NISA口座の現在と
そして、こんな相場だからこそ改めて考えたい
「長期・積立・分散」の重要性についてお話しします。

この記事で分かること
  • 2025年10月の新NISA運用成績
  • なぜ日経平均が5万円を突破したのか(日経新聞分析より)
  • 利益確定(利確)した9月の判断は正しかったのか?
  • 暴騰相場でのリスクと長期投資戦略
目次

2025年10月、私の新NISA運用状況(速報)

先月の9月25日時点で
私のNISA口座の合計評価額は1,031,806円
評価損益は94,521円のプラスでした。

特に投資信託(つみたてNISA)が好調で
日経平均の上昇が主な要因となっていました。

そして10月。

日経平均が5万円を突破するという追い風を受け
私の資産評価額も順調に伸びています。

8月には日経平均急落で
一時的に評価額が約2%(十万円程度)低下する場面もあり
「ヒヤリ」としましたが
その後の相場回復を経て
10月末時点ではさらに資産総額が増加している状況です。

改めて
日々の値動きに一喜一憂せず
長期的な視点で資産を育てていくことの大切さを実感しています。

新NISA内訳

増減率で言うと

iシェアーズゴールドヘッジなし +32.2%

eMAXIS Slim 国内株式 +30.7%

MX 読売日株 +30%

やはりインデックス投資が好調です。
個別株はかなり利確してきましたので
来年度は長期投資も視野にいれて銘柄選びをしないといけないですね。


日経平均5万円突破の背景をニュースから見る

なぜ、この10月に株価はこれほど急伸したのでしょうか。

日経新聞の記事から、その背景を分析してみます。

① 「サナエノミクス」への期待と海外勢の日本株買い

日経平均の史上初の5万円台乗せの背景には
高市早苗内閣の経済政策「サナエノミクス」への期待が背中を押した面が大きいです。

高市内閣は高い支持率(74%)で始まっており
海外投資家は
安倍元首相の「アベノミクス」を想起させる
積極財政に対する評価から
日本株買いを加速させています。

また、東京証券取引所が促している
株主利益を意識した経営などの市場改革が進んでいることも
株価上昇を加速させるだろうという見方もあります。

② 米利下げ観測と「ゴルディロックス」への期待

海外市場、特に米国株高も大きな要因です。

10月下旬時点で
9月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回ったことで
米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が一段と高まりました。

市場では
FRBが景気堅調の中で利下げに動く
「ゴルディロックス(適温経済)」が続くとの期待があり
これがリスクマネーを株式に向かわせ
日本株もその恩恵を受けています。

また、9月には市場が
9月利下げ確率を8割超と織り込んでいた時期もあり
この利下げシナリオが継続していることが
市場全体のリスク許容度を高めているのです。

③ 米中関係の緩和と企業業績の上方修正期待

外部環境の改善も見られます。
10月下旬の米中貿易協議では
中国がレアアースの輸出規制を1年間延期
米国が100%の対中関税発動を見送る方向となり
投資家心理を支えています。

国内企業についても
円安(円相場は153円近辺で円安・ドル高傾向)や
値上げ効果により
今週から始まる決算シーズンで
中間決算の上方修正が相次ぐとの期待が高まっています。

市場が織り込んでいる
米利下げシナリオが思った通りにならないと
また波乱の相場になるのはイヤだな~


急騰相場だからこそ意識したいリスクと戦略

このように市場全体が熱狂している状況ですが
過去の経験(リーマンショックやコロナショック)から
私は『ここは慌てず騒がず』を心がけています。

日経新聞の記事では
今回の歴史的な株価急伸に対し
「急ピッチな上昇が続いているため、高値警戒感は強い」という見方や
「過熱感を伴って上昇してきた人工知能(AI)関連銘柄が急落する」といった
最大のリスク要因が指摘されています。

市場が過熱していると感じた時に
自分ルールに基づいて機械的に利益を確定させることは
せっかくの利益を失う「損失回避の傾向」を避けるために重要だと再確認できました。

市場関係者は
日経平均が年内5万1000円〜5万2000円
来年6万円台に達するとの強気な予想もありますが

リスクも存在します。

最大のリスクは
先ほど述べた通り『米利下げシナリオ』が揺らぐことです。

市場が織り込んでいる利下げシナリオが崩れた場合
株式相場は逆回転となり
一時的な失望売りが出る可能性があります。
その場合、下値の目安は
4万3000円(米発の流動性相場転機の場合)や
4万5000円(国内独自のネガティブ材料の場合)とされています。


まとめ

日本株が絶好調の現在ですが
相場が上がっても下がっても
新NISAを活用した『長期・積立・分散』の原則を徹底することが不可欠です。

  • 長期投資:配当金などを再投資する『複利効果』を最大限に発揮できます。
  • 積立投資:毎月一定額を投資し続ける『ドルコスト平均法』で、高値掴みのリスクを抑えられます。
  • 分散投資:複数の資産や地域に投資することで、リスクを補い合います。

万一、サプライズで株価が急落した場合は
「バーゲンセール!」と捉え
買い増しの好機かもしれません。
いつでも動けるように、私も現金比率は15%~30%というレンジで守っています。

投資初心者の方もブレない軸を持って
相場に流されるのではなく
焦らず着実に資産形成を続けていきましょう。

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