2025年6月。日本株は強気相場に突入か?
そんなニュースが飛び交う中、私の新NISA運用実績はどうだったのかを振り返ります。
日経新聞でも海外勢の買い越しが12週連続となり、TOPIXや日経平均も高値圏に。
とはいえ、実際の保有銘柄は恩恵を受けているのか?
今回は、私の【新NISA】口座の保有資産状況をリアルに公開。
初心者さんにもわかりやすく、実際に運用すると何が見えてくるのかをシェアしていきます。
- 新NISA(成長投資枠・つみたて枠)の最新運用成績
- 含み損益トップ&ワースト銘柄の実例
- 上昇相場で感じた落とし穴とチャンス
- SNS上での個人投資家の反応
- 今後の投資スタンスと反省点
運用全体の状況と所感

筆者のNISA口座は約89万円の評価額で、含み損益は約▲26,000円。
中でも日本株(成長投資枠)が足を引っ張る形に。
全体の損益率は約▲2.9%と一見健闘しているように見えるが、内訳を見ると明暗はくっきり分かれた。
ワースト銘柄はマツダ(7261)
マツダ株は20万円近い保有にもかかわらず、約▲43,800円の含み損。
これは平均取得単価が高すぎたのが主因。
新NISAが話題になった昨年の夏ごろに新NISAを始めたため高値圏での取得で、相場に取り残された形に。
- 購入単価:1,056円 → 現在:836円
- 評価損:▲43,840円(筆者保有で最大の損失)
- 自動車株でも個別に明暗分かれる

「自動車はトヨタ・ホンダは戻ってる!?…」
「マツダは配当はいいけど株価は重い」



買った理由は「高配当目当て」でしたが、タイミングが最悪でした。損切りはせず長期でホールド予定。
含み益トップはeMAXIS S&P500(積立)
評価益トップは王道のS&P500インデックス投信。積立設定で自動購入している「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が+25,000円以上の評価益を計上。
ここは直近のS&P500の堅調さで
- 保有:13,511口
- 評価益:+25,614円
- 成長投資枠と比べ、つみたて枠は安定感あり



中東情勢の悪化でのドル高もあって追い風。
為替の影響を意識していなかったが、思いがけず利益が伸びて嬉しい誤算。
配当株は安定感あるも地味
NTTや東洋エンジニアリングなど配当株も多数保有。
目立った評価益は出ていないが、株価のブレは少なく、精神的にも落ち着いて保有できるのが魅力。
ポイント
- NTT:+1,140円(評価益)
- 東洋エンジニアリング:+5,760円
- 積立NISAは分散投資に切り替えたので長期保有前提なら安定感あり
「インカム派にはNTTは救世主」って声もあるけど、最近は株価が下落傾向。
海外ETF&リートも微益に
QQQ(NASDAQ100)やiFree債券、リート商品も保有中。
評価益はごくわずかだが、分散効果があり下落相場でもダメージ軽減につながった。
分散投資をはじめたばかりで、まだまだ効果は薄い
- QQQ:+8円(誤差レベル)
- eMAXISリート:+10円
- 債券型:+4円だがマイナスではない



米国株系はつみたて中心に。ETFやリートは物足りない動きだが、長期では報われると信じてホールド継続中。
今後の方針とリバランス
現状、成長投資枠は今年の枠を使い切って損切りしている。
残った個別株はホールド予定。今年度はリスク分散が課題。
S&P500が戻ってきたので、リバランスを検討中。
ドルコスト平均法と時間分散を意識した運用を強化します。
今後のポイント
- 個別株偏重からETF比率を上げる
- 銘柄数を絞って管理コストを下げる
- 配当+値上がり益の両取りを狙う



NISAだからこそ、長期・積立・分散。この3つの原則を忘れず、欲張らず、着実に資産形成していきたいと思います。
2025年6月の新NISA運用は微損ながら内容には満足。
日本株は明暗分かれる結果となり、米国インデックス積立がやはり強かった。
今後は個別株の比率を減らし、ETFとつみたて中心の安定運用へ。
焦らず、でも柔軟に動くのが大事だと改めて実感しました。
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