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バフェット氏が語る未来の株式市場|2025年バークシャー総会から読み解く「次の10年」

「買わない勇気」
——この言葉がこれほど似合う投資家は他にいません。

2025年5月、夕飯前、日経新聞の電子版で読んでいたバークシャー・ハザウェイの株主総会の記事。
ウォーレン・バフェット氏が「今は動く時ではない」と語ったという見出しを見た瞬間、思わず「えっ…動かないの?」と声が出ました。

正直、52兆円も現金を抱えながら“動かない”なんて…え?って感じ。けど、その裏にはしっかりとした読みがありました。今回は、主婦目線で解説してみようと思います。

この記事で分かること
  • バフェット氏が「実質引退」をにじませた発言の意味
  • 2025年のバークシャー総会で語られた注目ポイント
  • バフェットが日本の商社株を買い続ける理由
  • アップルとは異なる投資視点とは?
  • 今後の米国株・日本株の見通し
  • SNSのリアルな反応
目次

バフェット氏が語った「株を買わない理由」

実は今回の総会では、大きな話題がありました。それが、バフェット氏の”ほぼ引退”とも言える発言。すでに副会長のグレッグ・アベル氏を後継者に指名しており、「次に株主への手紙を書くのは彼かもしれない」と述べました。

バークシャー経営体制

会長職には残るものの、94歳という年齢もあり、実質的に第一線から退く流れです。「投資の神様」からのバトンが誰にどう引き継がれるか——これも今後の市場を見るうえで大きなポイントになりそうです。

2025年1〜3月期、バークシャーは2200億円を売り越し、現金同等物は過去最高の52兆円へ。総会では「100億ドルの投資を決断寸前で見送った」と語り、市場に対して慎重姿勢を強調しました。

なぜ“買わない”のか?

株価は割高?

バフェット氏は「割高な市場ではリターンは望めない」と語り、S&P500の高バリュエーションに対して静観。1999年のドットコムバブルを思わせるような雰囲気に「これは危ない」と察知していた様子。
当時も結局その後、株価は約10年ほとんど伸びず

…「あの時、売って正解だった」と振り返るような今の姿に主婦の私も納得。

バフェットからの学び

  • 株価が高すぎると感じて悩んでいる人に、無理に買わない選択の勇気をくれる
  • 現金をどう持ち、いつ動くべきか?キャッシュポジションの考え方が学べる
  • 1999年との共通点を知ることで、今後の相場観に“歴史からのヒント”が得られる

正直、現在の不安定な株式の状態なので、私もポジションは現金比率を少し増やしました。

商社株は『次のバークシャー』?

商社株を選ぶ理由

バークシャーポートフォリオ

日経新聞より

バフェット氏は「日本の商社は我々の好みにぴったり」と発言。
実際、三菱商事や伊藤忠商事など5社へ合計38兆円超の巨額投資を実施済み。

「商社株は次のアップルではない。むしろ第二のバークシャーだ」という見方は、

アップルのような成長株ではなく、バークシャーと同じ「多角的・安定収益・資産保有」型の企業構造が理由です。

つまり「家計に例えるなら、パート収入・内職・不動産収入ぜんぶ持ってる頼れる家」みたいな存在!

えりちゃんす

⚫︎商社株に興味がある人には説得力あり
⚫︎長期投資の具体例として使える
⚫︎日本株の再評価につながる視点

「第二のバークシャーとかロマンある〜」と私も思うわけですが、三菱商事のみしか購入していないので他の商社も今度調べてみようかな。特に配当が多いので、老後の年金がわりにも◎。バフェットが選ぶのも納得です。

まとめ

バフェット氏が52兆円を温存して「買わない」と判断した今回の総会は、“動かない”ことも立派な投資判断だと教えてくれました。

1999年のドットコムバブルの教訓を踏まえ、いまは慎重に構えるべき時期かもしれません。

一方で、商社株のように“第二のバークシャー”と呼べる安定銘柄にはしっかり投資しているのも事実。焦らず、自分のペースで投資のヒントを見つけていきましょう。

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