五条悟役の声優・中村悠一さんがXで4月24日に投稿した「アァァァァァァァァ鳴呼…」のツイートを見て、思わず笑ってしまいました(ごめんなさい)。それで「えっ、もうSwitch2の予約始まってるの!?」と一気に現実に引き戻されたんです。
慌てて任天堂の株チャートを開いてみたら…まさかの爆上がり!しばらく注目していなかっただけに、「え、これって…買い時だった!?」と目を疑いました。
3月末のニンテンドーダイレクトでSwitch2の新機能が発表されたとき、「バーチャルゲームカード」に驚いたことを思い出しました。デジタルゲームを他のユーザーに最大14日間だけ貸し出せる仕組みで、まるで昔のソフト貸し借りみたい。任天堂ってやっぱりただのゲーム会社じゃないなと改めて感じたんです。
その後、トランプ元大統領の関税強化の話が出て、任天堂株が一時的に下落していた時期がありました。「逆に今って買い時かも?」と思ってはいたものの、そのまま忘れていたのが正直なところ。
私は断然ソニーより任天堂派。ゲーム好きなら名前は知っていても、株式分割前は最低購入金額が高すぎて、正直手が出せなかったんですよね。だから、企業としての強さをちゃんと見る機会がなかったんです。
でも今、Switch2の発売を目前に控えて株価はすでに急騰中。「じゃあ発売後はどう動く?」そんな疑問がわいてきて、この記事ではSwitch2後の任天堂株の動きを主婦目線でじっくり分析してみようと思います。
- 任天堂株の今の状況と評価
- SWITCH2のスペックと魅力
- 株価がなぜ急騰したのか
- 今から投資するならどうする?
株価は上がりすぎ?
Switch2の発売日が発表されたのは2025年4月2日。その時点では株価はおおむね横ばいで、注目度の割に市場の反応は限定的でした。4月上旬には米中貿易摩擦やトランプ前大統領による関税再強化報道もあり、任天堂株は一時8,962円まで下落(4月9日)。

しかし、Switch2の抽選予約当選通知が届き始めた4月23日から状況が一変。SNSでは「当選した!」「落選した…」という投稿が拡散され、任天堂株も6営業日連続で上昇。2025年5月1日には年初来高値の12,360円をつけました。

⚫︎出来高は4月中旬から増加傾向で、注目度の高さが窺える
⚫︎MACDはゴールデンクロス継続中で強気トレンド継続
⚫︎RSIは70超と過熱感もあるが、強気相場ではよくある水準
⚫︎パラボリックSARも短期〜長期すべてで上昇トレンドを明示
任天堂の財務は『カチカチ』
- 自己資本比率:82.66%
- 現金・現金等:8,534億円(2024年度実績)
- 営業キャッシュフロー:4,620億円
- 有利子負債:なし


財務の健全性は業界屈指です。純資産比率も高く、利益剰余金は2.6兆円を超えています。資産構成を見ると、流動資産が総資産の81%を占める超流動体質。ソフトや新ハードへの投資・開発に十分な余力を有しており、外部資金に頼らずとも攻めの経営が可能です。
Switch2の注目機能
ゲームの共有がしやすくなったこと、音声通話によるプレイ体験の進化、映像美の向上。
ハード性能だけでなく「遊び方の共有」が明確なテーマになっており、家庭内での複数人使用を重視した任天堂らしい機能展開です。


- 4K出力対応の新型ドック
- マグネット式のJoy-Con(従来より着脱がスムーズ)
- GameChat機能(最大12人同時通話)
- バーチャルゲームカード(ダウンロードソフトを最大14日間「貸せる」新発想の共有機能)
今後の株価は?
1株あたり約12,360円(年初来高値ベース)で、最低投資額は約123万円(100株単元)と依然ハードルは高めです。それぞれのポジション別に考えると
- 短期:12,000円台で利益確定売りの調整リスクあり(RSI高め)
- 中期:2025年下期〜2026年にかけてSwitch2の本格普及が進み、増収期待が持続
- 長期:IP資産の活用(ゼルダ・マリオ等)によるメディアミックス展開で収益源多様化も視野
東京証券取引所が2024年に「最低投資金額を10万円程度に抑えるよう要請」した背景もあり、今後さらに分割などの動きが出る可能性もあります。
任天堂は無借金経営・豊富な現預金・高利益率といった財務面に加え、Switch2への市場期待やマリオやゼルダといったIP展開力を踏まえると、現在の水準は“割高”というより“正当な評価”に近いと見られます。
SNSの声から見える期待と焦り
SNSでは、Switch2の予約当選や新機能に対する驚きや興奮の声とともに、株価の急騰を見て「今からでも乗り遅れたくない」という焦りも垣間見えます。一方で、やはり注目を集めたのは“転売問題”。予約当選を手にしたユーザーがフリマアプリに高額出品する様子や、それに反発する声も多く見られました。熱狂の裏にある現実が、より一層Switch2の話題性を加速させています。
特にバーチャルゲームカード機能は、家族間や友人同士での活用が想像しやすく、実際の生活に結びつく形で評価されているのが印象的です。
- 「バーチャルゲームカード、これで兄妹でケンカしなくて済む!」
- 「株価見たらまさかの高値更新…ちょっと焦る」
- 「抽選落ちたけど、株買って応援するわw」
- 「Switch2って本当に出るの?って言ってた夫が株価見てびっくりしてた」
- 「トレンド入りしたSwitch2、気づいたら株の方が気になるようになってた」
Switch2の抽選予約当選が火をつけ、織り込み済みと思われた任天堂の株価もじわじわと反発基調に。発表当初は横ばいだった株価も、ユーザー熱量の高まりに呼応するように出来高・価格ともに結局のところ上昇しました。
任天堂は財務体質が極めて健全で、独自の遊びを提供する製品設計とブランド力を併せ持つ企業です。短期で一喜一憂するより、今のうちに企業価値を見直しておくことが、これからの投資判断に活きてくるかもしれません。
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